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国鉄

私が鉄道に明確に興味を示し始めたのが、昭和55年。いわゆる、5並びの切符、からでした。

当時私は小学生ですから、自分の力で遠くまでなど夢のまた夢。時刻表の巻頭地図を見ながら、北海道など遠くの路線に思いを馳せていました。

その頃、新聞や雑誌は、赤字83線の話題が多く、ローカル線が消えちゃうかも! というあせりばかりが積み重なっていました。でもどこか私は楽観的で、えー、そんなにいっぺんに無くなるわけないよーなんて思っていました。

それが間違いだと思い知らされたのが、昭和58年の白糠線廃止でした。それを合図にしたかのように、ものすごい勢いで私が憧れ続けていたローカル線は消えていきました。

一方で第三セクターによる運行を始めた線もあり、なんだか凄く激動の時代に生まれちゃったなあと思ったものです。

そして、その国鉄そのものが、昭和62年。なくなってしまいました。ですので、私にとっての国鉄は、小中学校時代の鉄道趣味活動と重なるのです。そりゃあたいした収穫は無いよね。でも、とてもとても思い出深くて、深く刻まれている気がします。

大人になってから入手したものや、当時撮影した写真などを織り交ぜつつ、国鉄を回顧してみます。

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